📷 撮影・映像技術
カメラワーク、照明、撮影技法に関する用語
グリーンバック・クロマキー
Green Screen / Chroma Key緑色(または青色)の背景を使い、ポスプロで背景を別映像に置き換える映像合成技法。VFXの基本技術で、SFやアクション映画から天気予報まで広く使われる。
ジンバル
Gimbal3軸モーター制御で電子的に振動を補正するカメラスタビライザー。2010年代以降に急速に普及し、ステディカムと並ぶ業界標準の移動撮影機材となった電動式安定装置。
ステディカム
Steadicamカメラオペレーターの体に装着し、機械式バランサーで振動を吸収する手持ち式カメラスタビライザー。1976年にギャレット・ブラウンが開発し、移動撮影の歴史を一変させた革新的機材。
スプリットスクリーン
Split Screen1つの画面を2つ以上の領域に分割し、それぞれに異なる映像を同時に表示する撮影・編集技法。並行する出来事や対比を視覚的に表現する。
ダッチアングル
Dutch Angleカメラを意図的に傾けて撮影することで、不安感や異常事態を視覚的に表現する撮影技法。ドイツ表現主義映画に起源を持つ。
ドリー
Dollyカメラを載せてレール上やフロア上を滑らかに移動させるための台車、およびその台車を使ったカメラワークのこと。ドリーインで被写体に近づき、ドリーアウトで離れる。
なめ(なめる)
Over-the-Shoulder手前に人物や物体の一部を入れつつ、奥の被写体を撮影する構図・技法。「なめる」とも言い、日本の映像制作現場で広く使われる独自の撮影用語。
パン
Panカメラを固定した位置で水平方向に回転させる撮影技法。パノラマ(Panorama)の略で、空間の広がりや人物の視線移動を表現する基本的なカメラワーク。
Bロール
B-Rollメインの映像(Aロール)を補完する補助的な映像素材。風景、環境、ディテール、インサートカットなどで、編集の柔軟性と表現力を高めるために撮影される副次的素材。
マジックアワー
Magic Hour日の出直後や日没直後の短い時間帯で、空が柔らかな金色やオレンジ、青紫に染まる撮影に最適な時間帯。ゴールデンアワーとも呼ばれる。
マスターショット
Master Shotシーン全体を1つのフレームに収めた基準となるショット。シーンの最初に撮影され、後のクローズアップやインサートの参考・繋ぎとして機能する、撮影の出発点となるショット。
マティーニショット
Martini Shotその日の撮影における最後のショットを指す現場スラング。撮影終了後にマティーニを飲みに行けることに由来する。